「お料理苦手」な私がお料理好きになったわけ。

今日はルドと私の29回目の結婚記念日。いよいよ30年目に突入します。

結婚したのは25歳の時。

お料理が全くできなくて「お料理苦手」だったんです。

結婚当初、自営業の学習塾の仕事が終わって夕飯の支度を始めるのが夜の10時半ごろ。

手際が悪くて何をやっても時間がかかるから、レシピを見ながらお料理が出来上がるのはいつも日付をまたいで夜中の12時過ぎ。

それにしても1時間以上も何をやってたんだろう?今ならそう思いますね。

ルドも、当時はお料理する人ではなかったからテレビ見たりゲームしたりして待ってるだけ。1時間以上も待たされたらそりゃ腹も立ちますよね(笑)

「まだ〜?」

の一言にぶちギレた私。

「だってできないもん!!」「手伝ってよ!!」

みたいな喧嘩の末に、

「分かったわ、やるわ!!!」とルド。

それからですね、彼がお料理を手伝ってくれるようになったのは^^

そしたらまあ、ぐんぐん成長しちゃって、いつの間にかルドの方が上手なお料理がいっぱい 笑

元々、実家ではお料理上手な母と妹が台所を占領していて、「お姉ちゃんはお皿係ね!」と言われてて、炒め物の味付けでさえも分からずにお嫁に行ったんですよ。お弁当も25歳までずっと母に作ってもらっていたし。

だから、私のお料理苦手意識は根強くて。

結婚後もルドにも追い抜かれ、それこそ心ズタズタだったんですね。

それがどうして今お料理好きと感じているかと言えば、

多分、娘たちが好き嫌いなく美味しいね〜って言いながら食べてくれたからおかげかもしれないと思います。

私、食卓で必ず一緒に「美味しいね〜」って笑って食べることだけは心がけていたんですね。

なぜかというと、母がそうしてくれなくて寂しかったのがあるんです。
お料理上手な母はおかずをずらりと作って食卓には出すけれど、自分は換気扇の下でタバコを吸っている(当時)そんな人でした。

幼い私はそれが嫌で。同じものを一緒に頬張りながら「美味しいね〜」と食べたかったんだと思います。

だから自分の子供たちと、それだけは心がけました。

そしたら、当然かな、娘たちはいつもくしゃくしゃの笑顔で「美味しいね〜!」って言って食べてくれるようになったんです。

それを何年も繰り返しているうちに、「あれ?私のお料理、美味しいね〜って食べてくれてるぞ!」って気づいたんです。

もしかして本当に美味しいの?

自分で始めたこととは言え、本当にまずかったら子供だってそう言わないよね!?って思ったんですね。(お気楽ですね)

そしたら、なんだか、「私、不得意じゃないのかもしれない。」と思えるようになって。

苦手意識がフワ〜っと軽くなって。

「家族が美味しいねって言ってくれてる。嬉しい〜!」って気分に変化したんです。

そしたら、お料理好きかも!!って感情が湧いてきたんです。

なんだか気持ちの変化が急に起こったの。

それからは、お料理するのが楽しくて楽しくて。お客様に召し上がってもらいたいくらいになって、ついには「ディーナの部屋」を始めたのでした。

私の「お料理苦手」が「お料理好き」になったのは、母と家族との食事の歴史があるおかげですね。

実は「お料理苦手」という意識は思い込みであって、本当はお料理は嫌いでもなんでもなく、やってみたら実は好きだった、ということなんだと思っています。

お料理が苦手、という方がいらっしゃったら、ちょっと考えてみてください。

よく考えてみたら実はお料理好きなんじゃないですか?

「美味しいね〜」って言われたこと、何度もあるんじゃないですか?

苦手意識を手放すと、お料理が好きになって楽しいかもしれないですよ〜

おうち英語サポーター ディーナの部屋女将

15年間、延べ1000人の小中高校生に学習塾で英語を指導ののち、本当に聞けて話せる英語のためのオリジナルの英語レッスン「おうち英語」をスタート。海外旅行で気軽に英語を話したい大人の方や英語の実践力(リスニング・スピーキング)をつけたい学生さん、小さなお子さんの英語教育に悩むパパママさんたちから支持されている。

趣味の手芸・普段着きものを楽しみ、おしゃべりを楽しみつつ、好きな手料理を召し上がっていただく、「ディーナの部屋」を自宅で開催。手芸好きさんも苦手さんも、大人も子連れママさんもワイワイと楽しみに、ほっこりと癒されに来てくださっている。

「人生楽しまないとすぐ終わっちゃうよ」と感じている2人の娘の母でもある。

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