母性愛の二つの側面について。示唆あふれる名著を今更ながら読みました。
母であることはただ自然体でいればよいとも言えるし、努力しなければならないとも言える。それは「幸福な人間」でいることの努力だというのです。
『約束の地(大地はつねに母の象徴である)は、「乳と蜜の流れる地」として描かれている。乳は愛の第一の側面、すなわち世話と肯定の象徴である。蜜は人生の甘美さや、人生への愛や、生きていることの幸せを象徴している。たいていの母親は「乳」を与えることはできるが、「蜜」も与えることのできる母親はごく少数である。蜜を与えることができるためには、母親はたんなる「良い母親」であるだけではだめで、幸福な人間でなければならないが、そういう母親はめったにいない。
このことが子どもに与える影響はいくら強調しても足りない。人生にたいする母親の愛は、不安と同じく、子どもに感染しやすい。どちらも子どもの全人格に深刻な影響をおよぼす。実際、子供たちのなかに ー いや大人たちのなかにさえ ー「乳」だけを与えられた者と、「乳と蜜」を与えられた者とを見分けることができるくらいである。』エーリッヒ・フロム著『愛するということ』(第2章 愛の理論、b母性愛)
幸せでいれば自分から溢れる蜜が自然と子どもたちを甘く浸すのでしょう。
Milk & Honey
文字を眺めるだけでも、確かにママの匂いがする。
今日も明日も。
Milk & Honey の香るママでいよう!
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