自粛期間で失ったもの・得たものを振り返って見えてきたこれからの自分のありよう

緊急事態宣言の解除を受け、今回(2020年春の新型肺炎感染拡大防止のため)の自粛期間で失ったもの、そして得たものについて個人的に振り返ってみました。すると、これからの自分の歩むべき姿が見えてきました。

失ったもの

失ったのは、派遣社員としての仕事。私のメインの収入ですね。
2月20日頃に今後の契約更新をしない旨を派遣先から言い渡され、4月末に終了することが決まりました。予期せぬ人事異動に伴う契約内容と異なる期間終了でした。

愛知県では新型肺炎の感染がまだまだそれほど多くなく、次のお仕事もまだ探せると信じていたのですが、状況は悪くなるばかり。

大好きな職場と業務内容だっただけに大変悲しくて、仕事中にトイレへ駆け込んで何度涙したかわかりません。企業としては早めに通知することで次の就職活動を早く開始してください、と配慮くださったのですが、次が決まらない私にとっては辛いだけの在籍期間が2ヶ月以上も続くことになりました。しかも引き継ぎをする社員さんにはまだ告知していないからと1ヶ月以上も誰にも言うなと口止めをされたため、会社ではたった一人で悲しみのどん底にいました。

4月に入って引き継ぎを黙々とこなしていた頃、在宅勤務が始まり、約3週間の在宅勤務を経て、迎えた最終日、部の皆さんへのご挨拶はzoomで行いました。同僚の皆さんとはとてもお別れしずらく、何とか感謝の気持ちを伝えられないかと、62枚のお礼状をお一人お一人に向けて書き上げて贈らせていただきました。

振り返ると、収入だけでなくたくさんの方々とのご縁も失ったんだなあと思います。

落ち込み、ストレス

在職中からオンラインやハローワークで就職活動を開始していましたが自粛が厳しくなる中、募集が打ち切られたり案件がほとんど無くなったりしていき、精神的にかなりどんよりする日々でした。まだ肌寒い4月初旬などは運動不足にもなって心身ともに最悪な状態でした。

5月に入り、GWは主人も娘も一緒にいてくれて、毎日散歩へ行ったりもして体と心が少しずつ楽になってきたかなあと感じていました。が、夜寝付けなかったりすぐに目覚めてしまったりと、大きなストレスや悲しみが覆いかぶさるように重くのしかかる感じでした。

就職活動すれど全くうまくいかず、落ち込みイライラ。主人は理解のある人で特に責めたりせずに普段通り接してくれていて、おかげで日々少しずつ以前のように明るい気持ちが戻ってきた気がします。家族でゆったりとごはんを作って毎日しっかり食べることができたのも嬉しいことでした。

繋がり、そして喜びとの出会い

4月から5月中旬にかけて、オンラインで友人たちと気軽に状況をシェアしあったり、飲み会したり、無料イベントや有料講座、ライブ配信など、自宅にいながら様々な人と繋がっていきました。

繋がりを渇望していたのかもしれません。話すたびに少しずつ力が戻ってくる、そんな感じがしました。

オンラインイベントが無数にある中で、引き寄せられるように自ら選ぶ先には今の私に必要な人が待っていてくれていた、そんな感覚になりました。

出会う人、話す内容、ともに過ごす時間、全てが心地よく、
これからどういう自分でありたいか、
何をしていきたいか、
どういう生活をしていきたいか、
徐々に見えてくる気がしました。

5月末の現在、私が喜びを感じる繋がりが2つあります。

1つは、「イングリッシュチャット」という集まり。
英語が好きで話したい日本人同士で毎週1〜2回英語だけで話してみようと始まった会です。場所や移動時間を問わずzoom で気軽に繋がれています。5月中旬から週2回のペースで続いているのがすごい。毎回、話は止まらず1時間半がすぐ終わってしまうのです。英語が好きならば英語だけで話す機会を定期的に儲けたらいいだけ。それだけで英語を話すスキルは十分伸びる、そんな予感がしています。

もう1つは、「肌断食・髪断食」を励ましながら実践していくグループ。
こちらは朝の呼吸法のお仲間との雑談で生まれた企画で、肌断食は挑戦したいけど挫折しそうという方が多そうなので一緒にやったら楽しそうじゃない?という緩い会です。
私は2015年の7月から肌断食をしていて、先日YouTubeで肌断食・髪断食を提唱し実践されている宇津木先生のお話に感銘を受けたのを機に、ワセリンも手放す完全な肌断食をしてみたい、シャンプーリンスを完全にやめる髪断食をしてみたい、と思うようになりました。そんなお話をしたところ、関心ある方が少しずつ集まってくださるようになりこれから楽しく続けていけそうな気がしています。自然で美しく強い肌・髪を自分の力で取り戻していく活動です。
【自然な美しい肌と髪を手に入れたい!肌断食・髪断食のことシェアしよう♪】
https://www.facebook.com/groups/256803502333654/

その他、『整体入門』という本の読書会、お料理教室もオンラインで楽しい繋がりが始まっています。

私が喜びを感じるのはこうした、「人との繋がり」で共に歩む活動だったのです。

これからの私のありよう

このように、自粛期間で失ったものもありますが、得たものはとてもたくさんありました。

これからもこの事実を忘れず、失ったものを見つめるのではなく「繋がって共に歩む喜び」を選んで生きていきたいと思っています。

皆様も得たものが必ずあるはず。あなたの得たものは何だったでしょうか。

おうち英語サポーター ディーナの部屋女将

15年間、延べ1000人の小中高校生に学習塾で英語を指導ののち、本当に聞けて話せる英語のためのオリジナルの英語レッスン「おうち英語」をスタート。海外旅行で気軽に英語を話したい大人の方や英語の実践力(リスニング・スピーキング)をつけたい学生さん、小さなお子さんの英語教育に悩むパパママさんたちから支持されている。

趣味の手芸・普段着きものを楽しみ、おしゃべりを楽しみつつ、好きな手料理を召し上がっていただく、「ディーナの部屋」を自宅で開催。手芸好きさんも苦手さんも、大人も子連れママさんもワイワイと楽しみに、ほっこりと癒されに来てくださっている。

「人生楽しまないとすぐ終わっちゃうよ」と感じている2人の娘の母でもある。

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