おうちごはん 2020.6.18 助産院で元気エネルギーをもらった「愛の豆おにぎり」のこと

先日急にお赤飯を炊いてみて思い出したんです。

愛のおにぎりのお話。

2001年7月、次女を出産した助産院で出会ったおにぎり。

愛知県東海市にある山口助産院。
当時多分すでに70代だったと記憶している助産師の
山口みちるさんに取り上げていただいたのが次女です。

予定日より8日も早く、夜中に陣痛らしき痛みが始まり
入院準備も完了していない私は陣痛に耐えながら
あれこれをバッグに詰め、午前3時くらいだったか
お風呂に入り、主人と2歳の長女を起こして車で助産院へ
連れて行ってもらったのです。

経産婦さんは早く来なきゃ!とみちる先生に笑われ、
水中出産できるようにとお風呂を用意してくださっていたのが
「あらら、無駄だったわね〜。もう産まれますよ!」
と30分のスピード出産。

長女の出産は2日半の長い陣痛に耐える大変な出来事だったので
今回もどうせそうなるんでしょうと長期戦のつもりが!笑
まさかの陣痛から3時間の安産だったのでした。

ルドの若いこと!!笑 当時35歳。
学習塾を産休のバイト先生とともに切り盛りしてくれて
長女を自分の実家に預け、仕事をしながら助産院へも来てくれていた、
スーパーマンだったわ〜^^今思うととても頼もしい旦那様です。
長女のちょっと不満そうな顔が心の葛藤を物語りますね〜

今は亡き母。この時は今の私の年齢なんですよね〜。
まさか翌年亡くなるとは思いもしなかった。
ガンと闘っていたけど明るくて元気な母は
私のエネルギーのお手本みたいな人。

5日間お世話になったこちらの助産院では、3食の美味しい素朴な和食をいただいてとっても健康に過ごせたんですが、とにかくお腹が空いて仕方がなかったんです。

「お腹が空いたら言ってね〜」って先生おっしゃって、毎日大きなおにぎりを下さったんです。

黒豆、小豆、雑穀がゴロゴロ入ったお赤飯のような色のおにぎり。

(写真を撮っていなかったのが悔やまれますが。。。)

これは先日炊いた我が家のお赤飯。
これよりずっと赤紫で豪華なお豆比率で。
ずっしりと重みのある塩むすび。

あまり食べ過ぎは良くないからと
1日1回だったと記憶してるけれど
母になった本能からものすごくエネルギーを欲する私は
毎日毎日そのおにぎりをいただいていたのでした。

そんな、「私の貴重なオヤツ」だった「愛の豆おにぎり」。

毎日、元気エネルギーをもらえたあのおにぎりの
美味しさは今でもず〜っと忘れません。
幸せで心も体も癒される。
頑張りなよ!ってみちる先生の力が
自然に体に入ってくるような。

お赤飯を炊いてほうばった瞬間
記憶が蘇ったのでした。

幸せな食べ物。幸せな記憶。

☆あなたの幸せな記憶の食べ物は何かしら?

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日本の普通の家庭料理、

なんてことない、おうちごはんこそ

今大事にしていきたいもの

なんじゃないかと感じています。

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おうち英語サポーター ディーナの部屋女将

15年間、延べ1000人の小中高校生に学習塾で英語を指導ののち、本当に聞けて話せる英語のためのオリジナルの英語レッスン「おうち英語」をスタート。海外旅行で気軽に英語を話したい大人の方や英語の実践力(リスニング・スピーキング)をつけたい学生さん、小さなお子さんの英語教育に悩むパパママさんたちから支持されている。

趣味の手芸・普段着きものを楽しみ、おしゃべりを楽しみつつ、好きな手料理を召し上がっていただく、「ディーナの部屋」を自宅で開催。手芸好きさんも苦手さんも、大人も子連れママさんもワイワイと楽しみに、ほっこりと癒されに来てくださっている。

「人生楽しまないとすぐ終わっちゃうよ」と感じている2人の娘の母でもある。

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