速くて楽して若返る?人気のキーワードは教育には無関係?
売れる商品のキーワードは、「時短、簡単、ダウンエイジング」なんて言われて久しい。
大人が自分のために買うサービスや商品ならば、速くて楽して若返るのは最高なのだろう。
ただ、大切な子供の教育には「速くて楽な」は求めてはいけないのではないだろうか。
速くて楽な教育を受けるとどうなる?
まず「すぐに成績をUPさせます。」とか「簡単にやる気にさせます。」とか謳っている教室では、短期記憶で定期テストや課題テストの点数を上げることに力を入れていることが多い。短期記憶は、長く記憶に残らないから定着しにくい。その場しのぎの学習と言わざるをえない。
私も過去の学習塾(自営)で同様の指導スタイルだったからよく分かるのだけれど、概して高い受講料をいただいているから、すぐに結果を出さなければならない。保護者の期待にこたえるためだ。決して子供のためなのではなく、スポンサーを納得させるため。
子供は短期記憶を詰め込まれ、その直後のテストは成績が上がって少し気分が良い。しかし、1年後2年後の受験前にはすっかり忘れてまた短期記憶で覚えなおさなければならない。
子供は決して楽ができる学習法ではない。
「速くて楽」なのは「親だけ」
結局のところ、速くて楽ができると思っているのは、親だけなのだ。効果がすぐ出て自分が楽ができる高いサービスを買っている。
子供にとっては楽でもなく、しばらく経ったらまた覚えなおさなければならない、記憶に残りにくい学習。
そのために、ずっと通い続ける。大切な時間を使って。
親も貴重なお金を払い続けることになる。
本当の実力になっているのか観察しよう。手を、目をかけよう。
考える力を養い、効果的な学習になっているのか?子供に問いただすのではなく、勉強しているところを覗いてみよう。一緒に問題を考えてみれば、どのくらいの力がついているのか知ることは簡単だ。手を一緒に動かして、目をかけることを惜しんではいけない。
親のお金を大切な子供のために有効に使うために
限りある親の資金を子供のためにどうやったら有効につかうことになるのか?
「速くて楽」を求めないのがいいのではないだろうか。親が一緒に関わってあげること。悩んでいたら一緒に考えたり、調べたり、長期記憶になるように工夫をこらしたり、できることはいくらでもある。
子供の教育だって他人任せは高額なのだ。
工夫すればDIYで最高に効果的な教育はおうちでできる。ついでに親の知識の底上げもできる。
グローバル子育て おうち英語スクール開講のお知らせ
ご要望にお応えして、8月末より毎週土曜日『グローバル子育て おうち英語スクール』を開講させていただくことになりました。
詳細については後日掲載いたします。親子で参加する、おうち英語を続けていくためのスクールです。仲間を作り、悩みや情報をシェアし、英語遊びの工夫を練習していきます。
お問い合わせはこちらまで。info@global-labo.com 「おうち英語スクール」とお書きください。
どうぞお楽しみに!