私の英語のニックネームはディーナ（Dena）
１０年以上前、多言語クラブに入った時に自分でつけたものです。
なぜディーナを選んだかというと、この写真の女性の希望を叶えたかったから。
この人はDorothy、愛称Dot（ドット）と呼ばれています。
1987年3月に、当時大学生だった私がホームステイをしたアメリカのカリフォルニア州、サンディエゴから車で1時間ほどのオレンジカウンティで出会いました。
ドットの右の男性が旦那様のJoe（ジョー）、私達ホームステイツアーの参加者に英語を教える先生でした。
私はこちらのおうちに3週間ホームステイし、家族の一員として、アメリカンな生活を体験させていただきました。歯科医のパパに専業主婦のママ、中学生と小学生の美しい娘さんたち。犬と猫。日本庭園を真似て植え込みをつくっちゃうほどの親日家。とても穏やかなファミリーです。
大学の友人2人と一緒に参加したんですが、午前中はジョーの授業を受け、午後はジョーの車でディズニーランドやLA・サンディエゴ観光、地元の歴史を学ぶツアーへ行くというスケジュール。
（この時はドットも一緒。近所の山へ。）
毎日ジョーと一緒で、お宅（豪邸！）へも招待してくれました。
それがこの写真です。
陽気で冗談ばかり言う無邪気な女の子みたいなドットは大人気。
私も「こんな人とずーっとお友達でいられたらいいだろうな～」と思い、「よし！このご縁は絶対にずっと続けるぞ～！」と心に誓ったのです。
帰国後も手紙を書き続け、結婚しました、と報告のために旦那様を連れて行き、子供が生まれました、とまた連れて行き。ハロウィンを体験しに行ったこともあります。
また、我が家にも2度招待し、日本の暮らしも体験してもらいました。幼稚園の遠足で名古屋港水族館へ一緒に行ったり。
そうしてお付き合いは今も続き、来年2017年で30年になります。
長いような短いような。とても実りある30年。
今やドットは私の大切なAmerican mom、娘たちはGrandmaと呼んでます。
ドットはDorothyという名前に誇りを持ってます。
家の廊下にDorothyという名前の由来が書かれたプレートがはってあるんです。
（写真がないのが残念。。。）
意味は“Gift of God” 神の贈り物、なんですね！
ドットは兄弟姉妹（何人だったか忘れちゃいましたが）とても多い、その末っ子。
昔の日本なら「末子」とか「留め」とかつけられちゃう状況ですが、ご両親は「神の贈り物」と、とてもすばらしい意味の名前をつけてくれたんです！
“See? So I am the gift of God! you know.”
こう言っては自分で笑う人です。
そのドットは、私の娘たちにも自分と同じDで始まる名前をつけてほしかったらしいのです。
「もう！どうして日本の名前にはDが少ないの？」と残念がる。
「そう言われても～。ダ・ディ・ドゥ・デ・ド で始まる女の子の名前ある～？（笑）」
それで、あきらめるしかなかった。
だから、英語のニックネームを考えるときに、真っ先にドットの願いを叶えたい！と思ったんです。
それで、当時思いついたのが「ディーナ」。
「ダイアナ」はおこがましくて無理でした、、、（笑）
とても気に入ってるんです。
ドット本人にこの話をしたら、割とあっさりと “Oh, really?”ですって。
そしてドットからはまだ本名で「み～ゆ～き～！」と呼ばれています。
完全なる自己満足の名前「ディーナ」ですが
どうぞ、これから「ディーナ」でよろしくお願いいたします。
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