温暖な愛知県の知多半島の真ん中に位置する知多郡阿久比(あぐい)町は、自然を楽しむスポット・行事が盛りだくさん。お子さんと一緒に駆け回れる公園やスポーツマンのパラダイス(!)もあり、ほたる飛び交う幻想的なスポットやごんぎつねの舞台となった権現山などもあり、自然を楽しみ、歴史と情緒を堪能できる場所なのです。年間数多くのイベントも町民の皆さんの暖かい笑顔に支えられています。
阿久比町について
愛知県知多半島の中央部に位置し、穏やかに四季がうつろう豊かな自然に恵まれた町です。まちの真ん中をふるさとの川が流れ、恵みの川に生きる昔ながらの草花や虫たち。自然と共生できる“幸せ”は、町の人たちの自慢です。
千三百年以上前の藤原京跡から発見された木簡に「阿具比」の地名が記されています。阿久比町は、「ホタル」のまち、「菊づくり」のまち、「花かつみ」のまち、「米どころ」のまち、徳川家康の生母「於大の方」が暮らしたまち、「阿久比谷虫供養」伝承のまちとして、長い歴史と輝かしい文化に包まれています
(出典:阿久比町HP)
観光マップより
http://www.agui-kanko.com/map.html
1.阿久比スポーツ村
「阿久比スポーツ村」は知多半島中央部の丘陵地に広がるスポーツパラダイス。広々とした野球場、多目的に使えるグラウンド、あふれる緑、スポーツ心を満たす絶好の環境が整っています。
野球場は、全国高等学校野球選手権大会地方予選にも使用されます。
2.ふれあいの森
緑あふれる丘陵地に、多数の遊具、展望台、パターゴルフ場、デイキャンプ場、ホタル養殖場や体育室など多彩な施設が整備されており、四季折々の自然とふれあえる公園です。
3.ほたる 6~7月
阿久比町の水田や川のほとりなどにはヘイケボタルが多く生息していて、淡い光で初夏の夜をほんのりと照らすホタルの姿は、阿久比町の夏の風物詩としてすっかりお馴染みになりまっています。1年で最も多く見ることができる時期は、6月中旬から7月中旬までの約1カ月間です。
平成6年7月1日に「ほたるサミットあぐい’94」を開催したことを記念して、7月1日を「あぐいほたるの日」としていて、町民こぞってホタルを見に出掛ける期間として、6月20日から7月10日までを「ホタルと一緒に自然を守らナイト」としています。
ホタルの淡い光は環境のバロメーターです。親子でホタルを見に出掛け、命や自然の大切さを考える機会になると素敵ですね!
4.ルピナス花畑 3~5月頃
ルピナスはマメ科の植物で藤に似た美しい花を咲かせます。3~5月頃、板山地区の向山で色とりどりの美しいルピナスの花畑が見られます。
5.花かつみ 6月
町ではアヤメ科の多年草で野花菖蒲(ノハナショウブ)のことを「花かつみ」と呼んでいます。室町時代に伯耆の国(現在の鳥取県中西部)から草木地区の下芳池に移植されたと伝えられる幻の花。徳川家康の生母「於大の方」は、家康を生んだ後15年間阿久比の地で暮らしました。桶狭間の合戦に際し、家康の武運長久を願い於大の方が“花かつみ”の「勝つ」という言葉に思いを託し、仏前に捧げたという伝説が残っています。現在は「花かつみ園」を整備して保存会の手で大切に保存され、6月には紫色の鮮やかな花を咲かせます。(「花かつみ園」は6月初旬から中旬にかけて一般公開しています)
6.凧あげ大会
毎年1月下旬、町内4会場で2000人が参加する凧あげ大会。町外からの参加はできませんが勇壮な姿はお子さんも楽しめると思います。詳しくは>>こちらで
歴史・風情を楽しむ
7.於大の方
徳川家康の生母「於大の方」は、14歳のとき、岡崎城主松平広忠に嫁ぎ翌年竹千代(後の家康)を産みました。その後政略的に離別させられ、坂部城主久松俊勝に再嫁します。
於大の方は、家康を生んだ後15年間阿久比の地で暮らしました。
家康に対しては音信を絶やすことはなく、心のこもる慰問の品を送り続け、少年期の家康の心の支えとなりました。また、家康が今川氏配下の武将として尾張に出陣のおり、坂部城に立ち寄り「於大の方」と再会を果たしたと伝えられています。
慶長5(1600)年、関ヶ原の合戦で家康が勝利し天下の実権を握った2年後、慶長7(1602)年8月28日京都伏見城で没しました。なお遺髪は阿久比洞雲院の墓所に分納されています。
感動の『於大の方』物語(阿久比町HP)
8.権現山(ごんげんやま)
権現山は阿久比町と半田市の境を流れる矢勝川の北にある里山。半田市出身の童話作家 新美南吉の「ごんぎつね」に登場するキツネ「ごん」は権現山から名前を取ったとの説もあります。毎秋、矢勝川沿いは真っ赤なヒガンバナが咲き乱れ、多くの観光客が訪れます。権現山の近くには公園やゲートボール場があり、住民らの憩いの場として親しまれています。権現山から矢勝川を望む眺めも素晴らしいです。
町民でつくる「ごんげん山保存会」では、自然環境や眺望にも恵まれた権現山へ観光客にも立ち寄ってもらおうと、「ごんげん山のごんぎつね」と書かれた石碑、親子ギツネと子ギツネの石像計4体を設置、ヒガンバナやツツジ、スイセン、コスモスなどの花を植え、もとからある桜とともに四季折々の自然が楽しめるようになっています。
阿久比町の人たちは、「権現山は童話の舞台を見渡せる阿久比町の誇れる場所。山の上の公園から眺める矢勝川は絶景なので、多くの人に来てほしい」と願っていて、秋の彼岸花まつりでは権現山のふもとや山頂でお茶やお菓子でおもてなしをして多くの観光客に感動を呼んでいます。詳しくは>>こちらで
お祭りを楽しむ
年中行事
http://www.agui-kanko.com/event.html
9.山車まつり
阿久比町には計5輌の山車があり、毎年4月第2~4週の土日、各地区の神社では今年の豊作を祈る春祭りが行われ、勇壮な山車の曳き回しやお囃子、三番叟などが奉納されます。夜には宵宮といわれ、提灯をつけた山車が見られます。
詳しくは>>こちらで
10.農業まつり
阿久比ならではの農業を楽しむお祭り。毎年4月29日(祝)に開催。親子で体を動かし、味わって楽しめます。
11.梅まつり
5月下旬の梅まつりでは、ふれあいの森 野外ステージで可愛らしいチアキッズGOGOのダンスや太極拳の演舞、和太鼓の演奏があったり、愛知県農村生活アドバイザーによる梅加工実演講習会も行われ、「ぽたぽた梅」、「梅ジュース」などが試食として配られています。詳しくは>>こちらで
ゆるキャラに会う
12.アグピー
阿久比町ではマスコットキャラクター アグピーが大活躍!
イベントをみんなと楽しんでいます。
イベントでばったり会えたらいいですね!
食べる
13.Pasta La Climat~パスタ・ラ・クリマ
フレンチイタリアンを気軽に楽しめるレストラン。まるで絵本の中に入ってしまった様な可愛らしい空間です。お子様にも大人気のこんな待合スペースもあります。詳しくは>>こちらで
14.しゃぶしゃぶ太郎 阿久比店
ランチは、お得な980円(平日、税抜)~。肉だけでなく、野菜も惣菜も寿司もデザートも駄菓子も食べ放題!好きなものを好きなだけ。駄菓子も楽しいですね。詳しくは>>こちらで
15.パティスリー サリュー
田んぼの広がる風景に建つ、メルヘンなピンクのパティスリー サリュー。季節の素材と地元阿久比産の材料を使ったケーキ、焼き菓子、パンが人気です。お子様が楽しい、動物や虫の色・形のケーキがあることも。カントリー風の雑貨も販売され、イートインのできるカフェでくつろぐこともできます。詳しくは>>こちらで
16.いちご狩り マリモファーム
自然豊かな知多半島が育てたマリモファームのいちご狩り。点滴高設栽培で愛(自然に優しい農業)に満ちた農園です。いちごのロールケーキ・タルト・ソフトクリームの他、炭火焼フランクなども食べられます。詳しくは>>こちらで
まとめ:
おすすめレジャーコース
季節別に阿久比町の楽しみ方の一例をおすすめします。
どうぞ子連れで自然と歴史を感じて楽しんでくださいね!
春:山車まつり ⇒ いちご狩り ⇒ ルピナス花畑 ⇒ ふれあいの森で遊ぶ、BBQ
夏:梅まつり ⇒ ふれあいの森で水遊び ⇒ しゃぶしゃぶ食べ放題 ⇒ ほたる鑑賞
秋:第3日曜日、スポーツ村のトラックで思い切り走る ⇒ フレンチイタリアンでランチ ⇒ 彼岸花まつり、権現山にのぼる
冬:しゃぶしゃぶ食べ放題 ⇒ 凧あげ大会見学 ⇒ お土産にスイーツを!
または、マラソン大会参加 ⇒ しゃぶしゃぶ食べ放題 ⇒ お土産にスイーツを!