もしかして、英語分かりたい病?

最近、ある英語のサークルでお仲間と英語の自然習得にチャレンジしている。
英語の習得に今まで苦労しながらも様々な方法を試している、大変真面目な方が多い。

先日は8年前のオバマ大統領の就任演説を文字に頼らずただ聞いてみる試みをした。

感動的なスピーチをただひたすら聞く。
3日間、各3回ほど聞くから合計10回くらいは聞いたと思う。
何度も聞いていると、難しいはずの内容が少しずつ分かってくる。

それがとても楽しい!

「分かる」って「楽しい」のだ。

私達人間の、最大の喜びかもしれない。

意味が分かることはとても自然な喜びであり、
仲間と意思の疎通ができることにつながるから嬉しい。

けれども、難しそうな英文を聞いた時、気をつけてほしいことがある。

それは、、、

『英語分かりたい病』だ。

中学以降の、英語の授業で「英語を読解」することを強要され、
読解できるようになると高得点になり評価される、
そんなシステムにどっぷりとつかってしまい、それが常識になっている状態。

そして、「英語分かりたい病」は自覚症状がないのが問題なのだ。

分かりたい病を発症すると、
「英語を聞いたら意味を理解しなければならない」とか、
「意味を知らなければ分かったことにならない」と思いこんでしまう。

「英語の意味が分かること」最も重要だと考えていて、
でも本当は「英語が話せること」目指している、
理想と願望の不一致な状態、アンバランスになっていることに気がついていないのだ。

例えば、高血圧の人が血圧を下げる薬を飲んでいるのに、
血圧を下げる食べ物だから、とどこかで聞いて熱心に食べていたものが
実は塩分が高くて逆効果だった、というのに似ているかもしれない。

「英語が話せること」に「英語の意味が分かること」は実はそれほど重要ではない。
言葉を話し始めたばかりの子供を観察してみたらいい。
「元気」の意味を知らなくても「うん、元気!」と答えたりできている。
人間には大体の意味を推測しながら言葉を使う能力があるのだ。

それなのに、あなたももしかしたら「英語分かりたい病」にかかっていないだろうか?
きっちり意味調べをして理解したら英語が口をついて出てくるなんてことはない。
何となく意味をつかみ、言ってみて、言えるようになってから意味に気づく。
信じがたいだろうが、まどろっこしく思える道順が、自然で最も早回りなのだ。

◎英語が話せるようになる魔法の質問◎

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