人生、常に修行だなといつも思う。
ある本によれば、修行に真剣に取り組んでいる人はなかなか天に召されず、いい加減な人はお迎えが早く来るのだそうだ。それならば、命があるということは、真剣な部類だと神様に評価いただいていることになる。心して真剣に取り組まなくちゃ。
さて、今日も私のママ修行失敗懺悔。何か、若いママさんのお役に立てればこんなに嬉しいことはない。
私はとにかく頑張る子だったので(どうしてそうなったのかは不明。育てられ方とか環境とかのせいにしたくはないと思っている)子供たちにも「頑張ること」がよいことだと思って接してきてしまった。
何がよいのかなんて、大人になった今でも分からないことなのに。若い時にはもっと分からなかっただろうに。あの自信はどこから来たんだ?
価値観は親子といえど、人それぞれなのに。幼いうちにどれだけ押しつけてしまったのだろう。
「運動会の練習頑張ってね!」
「一生懸命頑張ったね、偉いね!」
「頑張ったから上手にできたね~。すごかったよ。」
なんてずーっと言ってきた。
今思うと、「頑張らなきゃいけない」という刷り込みをしてしまったのではないか、と反省している。
確かに娘二人は頑張る子になっているんだけれど、果たしてそれでいいと本人たちは思っているのだろうか?
何でもかんでも頑張ることが苦痛になっていないだろうか?頑張って成果が出てもすぐに出なくても、人生楽しんで過ごしていけるだろうか?
頑張りたい!と思えることを自分で見つけてほしい。親が決めるのではなく、誰かの意見でもなく、紛れもない自分の力で。
自分で選んだことをあきらめずに追い求め続けること。それが本当の「頑張る」ってことなのかも知れないな。
きっととても楽しいことなんだろうね。
親が「頑張って!」なんて言うのは間違ってるよね。言わなくても全力で頑張るんだろうから。
応援するよ、あなたたちを。
いつまでも。