「好きを仕事に」を子供たちに見せるといい理由

昨日、東京 飯田橋で かさこ塾フェスタを堪能してきた。

かさこ塾フェスタは副題を「好きを仕事にする見本市」という。

私が名古屋からわざわざ遊びに行ったその訳は、

「大好きなこと」を夢中になって
人に紹介している人達の姿を見たかったから。
どんな人たちが集まって、どんな顔で
何を楽しんでいるのかを知りたかったから。

小中学生を多く教えてきた経験から、子供たちには楽しく働く大人の姿をずっと見せてあげたいと思っていた。
親から仕事の辛さや愚痴を、また先輩たちからは就活の大変さを聞かされて、多くの子供たちは職業への関心を持てなくなっている。

将来、こんな大人になってみたくない?
そんな風に話してあげられる、大人のサンプルを探したかったのかもしれない。

そして、当日、案の定、たくさん見れたのですよ。

こんな姿を。

例えば、私が大好きな着物。

着物の楽しさ案内人のきょうこさんがコーディネートと着付けを、Ai Shimoyama さんが写真を撮影してくださる「リアル着せ替え」。

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そして出来上がったのがこちら。

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たまたま一緒に体験された石川陽子さんもとっても気に入っていらした。「好き」ってやはり素敵だ。

私も着物好きなのでリアル着せ替えをお願いしてみた。

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これは初めて着る色。きょうこさんのお母様の40年前のお着物だそうだ。似合う!似合う!と言われて、こんなに素敵に写真を撮っていただいた和装は初めて。やはり、着物好きが表れていると思う。

かさこさんに愛はあるのか?という公開インタビューでは「好きなことをやれてると他人との距離感が取れるようになる。比べなくなる。」という内容が印象的だった。

自分の好きなことをやっているって、楽しいし、強い。周りと自分を比べて優劣をつけたり勝手に落ち込んだりする必要がなくなる。

自分が好きなことで満たされている・喜んでいる様子は、他人も喜ばせる。

きょうこさんとAiさんのように。

きょうこさんとAiさんの喜びが伝染してきた陽子さんや私のように。

大人が「好きを仕事に」を子供たちに見せれたら。

こんな楽しげな大人を目指す子供たちが出てくるかもしれない。

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